2010年1月30日土曜日

出国前日、友人と再会

 昨日は昼から札幌駅で専門学校時代からの友達2人と合流。そのうち1人はしばらく会わないうちに結婚・出産。子連れでの姿に違和感を覚える。クローン体でも創ったのかと思うくらい激似。親の方の性格は学生時代から全く変わっていないので、彼女に育てられる子供の将来は…こちらの予想を裏切る展開を期待。

 昼食後、カラオケに行く。札幌を離れてからほとんど歌いに行くこともなく、フィジーではカラオケ屋などなくて現地在住韓国人の経営する薄暗い飲み屋に年代物のカラオケマシーンがあるのみ(使用料は1時間約二千五百円、洋楽・ハングル中心)だったので、本当に久しぶり。思う存分歌うか!と思ったら、最新曲がさっぱりわからない…orz フィジーでの1年間は盗難防止のため電子機器を持って行かず、インド人ホストファミリーが朝から晩までかけるラジオのヒンディー音楽。テレビもヒンディー番組。去年日本に帰国してからはその反動でジャズや映画サントラ中心の生活だったので致し方なし。それでも久々に歌いまくって気分爽快。

 その後、他の友人達とも合流して夕食でも…と思ったら1人は用事があってキャンセル、もう1人はいくらメールしても留守電にメッセージを入れても連絡なし。自宅に行くと部屋の電気はついている。居留守や事故、突然死を想定していたら、やっと電話がくる。昨日から携帯を友人宅に置き忘れており、取りに行っていたらしい。本人曰く、「最近誰からも連絡来ないから携帯の存在を忘れていた」とのこと。その後居酒屋で酒を呑みつつ深夜まで愉快な時間を過ごす。
 仕事の都合はともかく、専門学校メンバーは全員1人遊びが得意なので、うっかりすると年に1~2回しか顔を合わせないこともある。友達になって早10年…毎回顔を合わせるたびに「これじゃいかんね」というのがもはや恒例行事。多分1年後も同じことを話題に出す気がするが、皆が変わっていない証拠でもあるので、まぁいいかとも思う。

◎10年前から続いている「今後の課題」
1.前もって会う日時を決める
2.どこにいきたいかハッキリと意思表示(「どこでもいいよ」は禁句)
3.何を食べたいかハッキリと意思表示(「何でもいいよ」は禁句)

改善の傾向は少しずつみられている。次回会う時は1年後だが、これは帰国後の楽しみのひとつ。

2010年1月27日水曜日


日本生活も残り少ないし、という訳で家族で焼き肉屋へ。観光地に住んでいるせいで普段あまり口にしないご当地物にチャレンジしてみた。…流氷や天然由来の着色料を使ってできたというこの水色のビール。見た目のキワモノさ加減に反して味と香りはスッキリとした、まぎれもないビール。他にも緑、赤、ピンク色などの地元限定地ビールが並んでいたが、家族全員下戸なため1人で飲むのも気がひけるので今回はこれで終了。

明日から札幌に2泊の予定。この時期の北海道は気温・天候共に不安定なので交通機関が停止する恐れがある(地元から出発予定の新千歳空港までの距離は約300km超)のと、出国前に馴染みの店に顔を出したいのと、2つの理由から。早速電話でお店に明日1名で予約。開店した時からしばしば通い続けて早4年程。名古屋に引越してからもフィジーに出発する前にも、必ず札幌に行った時はこの店で料理とお酒を戴いている。明日もイギリス行きの報告をする予定。1年後に日本に帰って来たら、真っ先に行くと思うので商売繁盛を願う。

荷造り完了

 昨晩2時間程で全ての荷物をトランクに詰め、いつでも行ける状態にする。1日の中で四季を感じると言われているロンドンなので、すぐに脱ぎ着できる上着と折りたたみ傘は必須。雨合羽はしまうのが面倒なのでパス。現地に着いたら状況に応じて長靴を買う予定。
 北海道在住なので寒さに弱い(冬季間の暖房は無休稼動)のと、冬の凍った路面にニードロップを打ち込むこと数知れず…おかげで雨が降ると古傷が痛む。のに、これから行くのは霧の街ロンドン。致命傷。対策としては厚着…酒は体温保持と同時に足元がふらつく諸刃の剣なので十分注意したい。

 成人してから住所が2年以上定まったためしがない。そのせいであまり家具を揃えたこともない。増えるのは本だけ。引越し荷物の5割は本。一昨年からの海外生活で常に荷物一式を20kg以下に抑えている(飛行機での超過料金防止)ので、本当は海外でも本を買いたいのをずっと我慢していたが…ロンドン…神田の神保町より魅力的。いざとなったら船で郵送するしかない。

今、ピッタリな文章を見つけたので紹介。
Let him that would be happy for a day, go to the barber;
for a week, marry a wife;
for a month, buy him a new horse;
for a year, build him a new house;
for all his lifetime, be an honest man.

1日幸せでいたい者には理髪店へ行かせ、
1週間幸せでいたい者には妻を娶らせ、
1カ月幸せでいたい者には新しい馬を買ってやり、
1年幸せでいたい者には新しい家を建ててやり、
一生幸せでいたい者には正直者でいさせよ。

幸い、自分の嘘は2秒でバレるのでめったにつかない。

2010年1月24日日曜日

一昨年9月から南太平洋のフィジーに1年間滞在したのもつかの間、今月末からイギリスに1年間滞在予定。フィジーから帰国直後、「そうだ今まで集めてたDVD観よう(字幕なしで)」と思ったら…自分コレクションDVDはロシア語、アルメニア語、中国語、フランス語…英語吹き替え・字幕なし。無念。でも昨年末BSでBBSを見ていたら「MI-5」(イギリス・ドラマ)にハマった。凄腕スパイも彼女がらみだとうっかりミスなところが見逃せない。ドラマ内でもアメリカやイスラエルとの関係はすこぶるよろしくない。実際の外交上で支障が出ないか余計な心配をさせるような内容もしばしば。さすが大英帝国。フィクションとはいえ、渡英前に観てしまって良かったのかどうか…。とにかく日本にいるのもあと1週間、世界に誇れる日本食文化を満喫しようと思う。